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御神燈

ごしんとう異読 ごじんとう
名詞
1
標準
light used as a religious offering
文例 · 用例
夕日が向うの岡にかくれて床が薄暗くなったから御神燈をつけ御てらしを上げた。
寺田寅彦 青空文庫
姉上等がかえると御てらしが消えて御神燈の灯がバチバチと鳴る。
寺田寅彦 青空文庫
湯上りの横櫛は薄暗い露地を月夜にして、お孝の名はいつも御神燈に、緑|点滴るばかりであった。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
手切話しに、家を分けて、間夫をたてひく三度の勤めに、消え際がまた栄えた、おなじ屋号の御神燈を掛けたのが、すなわちこの露地で、稲葉屋の前がそれである。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」 と、土間に釣った未だ灯を入れない御神燈に蔦の紋、鶴沢宮歳とあるのを読んで、ああ、お師匠さん、と思う時、名の主は……早や次の室の葭戸越、背姿に、薄りと鉄瓶の湯気をかけて、一処浦の波が月に霞んだようであった。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
灯なき御神燈は、暮迫る土間の上に、無紋の白張に髣髴する。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
御神燈は未だ白かったのに、夜の暗さ、別荘の門、街道も寝静まる、夢地を辿る心地して、宮歳のかよわい手に、辰吉は袖を引かれて来たのであった。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
御神燈の影一つ、松葉の紋も見當らないで、箱のやうな店頭に、煙草を賣るのもよぼ/\のおばあさん。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
作例 · 標準
祭りの夜、参道にはたくさんの御神燈が灯されていた。
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祖父は毎年、ご先祖様のために御神燈を奉納している。
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暗闇に揺れる御神燈の光が、幻想的な雰囲気を醸し出していた。
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2
標準
paper lantern (hung up near the door of performers and geishas)
作例 · 標準
花街の通りには、軒先に美しい御神燈が並んでいた。
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あの店の御神燈は、代々受け継がれてきたものらしい。
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夜になると、御神燈の柔らかな光が通りを照らした。
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