温度計
おんどけい
名詞
標準
thermometer
文例 · 用例
吹矢隆二は、大きな画板みたいなものを首から紐でかけ、そして鉛筆のさきをなめながら、電流計や比重計や温度計の前を、かわるがわる往ったり来たりして、首にかけた方眼紙の上に色鉛筆でもってマークをつけていった。
— 海野十三 『生きている腸』 青空文庫
最高温度計がパンクした。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
ただ、室内温度がやや著しい上昇ぶりを示しているのは、この室に新たに人が入って来て、それも割合に温度計の近くにいたためか、それとも中の機械を運転したためにその各部から発散される熱量の影響であるかの、何れかです。
— 海野十三 『赤耀館事件の真相』 青空文庫
機関室の温度計の赤いアルコール柱はグングン騰って行った。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
とにかく快適に入っていられるのだから、体温よりちょッと高い目の三十七八度ぐらいだろうときめていたが、温度計を買ってきて測ってみたら、三十四度五分であった。
— 坂口安吾 『温浴』 青空文庫
それならば、積算温度計というような物を作れば便利である。
— 中谷宇吉郎 『農業物理学夜話』 青空文庫
それで私たちの教室の孫野理学士が、温度によって直線的に変化する物性、すなわち温度に正しく比例して変る物性を利用して、簡単な積算温度計を作ってみた。
— 中谷宇吉郎 『農業物理学夜話』 青空文庫
第5図 積算温度の検定(孫野長治) 今のところこの積算温度計は、一週間使用くらいのものを設計している程度であるが、硝子細工がもっと巧く出来るようになり、構造に工夫を少しばかり加えたら、一ヶ月又は二ヶ月使用のものくらいは、大して困難なく出来そうである。
— 中谷宇吉郎 『農業物理学夜話』 青空文庫
ウィキペディア
温度計(おんどけい)は、温度を測定する計器である。温度変化に伴う物性の変化等の物理現象を利用して温度を測定する。一般的に温度を計るものは温度計と呼ばれるが、特定の用途に応じた名前を持つものもある(体温計等)。
出典: 温度計 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0