英艦
えいかん
名詞
標準
文例 · 用例
*一八〇一年四月二日英艦の攻撃事件。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
一八八九年の三月、アピア湾内には、米艦二隻英艦一隻が独艦三隻と対峙し、市の背後の森林にはマターファの率いる叛軍が虎視|眈々と機を窺っていた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
然らば茶番の時は即ち八月狂言の時で、八月狂言の時は即ちスタアリングの率ゐた英艦隊の長崎に来舶してゐた時である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
その年の八月には三隻の英艦までが長崎にはいったことの報知も伝わっている。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
「関東の事情切迫につき、英艦|防禦のため大樹(家茂のこと)帰府の儀、もっともの訳がらに候えども、京都ならびに近海の守備警衛は大樹において自ら指揮これあるべく候。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
英艦応接の儀は浪華港へ相回し、拒絶談判これあるべく、万一兵端を開き候節は大樹自身出張、万事指揮これあり候わば、皇国の志気|挽回の機会にこれあるべく思し召され候。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
英艦四隻、仏艦三隻、米艦一隻、蘭艦一隻、都合九隻の艦隊が連合して横浜から兵庫に入港したのは、その年の九月十六日のことであった。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
数隻の外国軍艦のうちには、英艦がその半ばを占め、仏艦がそれに次ぎ、米艦は割合にすくなかった。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫