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餅代

もちだい
名詞
1
標準
money to see one over the New Year period
文例 · 用例
年越し諸払ひいろ/\のためにやつと才覚し得た金の中から、この三つ分を差引いてしまふと餅代さへも残りかねる。
高田保 貸家を探す話 青空文庫
明治二十七年(一八九四年)の大晦日にはお正月の餅を近所の餅屋に注文したが、その餅代が調達できないで、折角持つて來られた餅をまた持ち歸られました。
石川三四郎 青空文庫
去年の倍も弟子たちの増えていることはうれしかったが、それだけにこの暮れの餅代もまた倍。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
もっとも今夜おそくには、この間浅草の雷鳴亭からたのまれていった座敷のお銭がなにがしかとどけられることになっていたから、それでけさ餅代に質入れしたばかりの高座着さえだしてくれば、あとは書き入れの初席がいやでもふんだんに小遣いを稼がせてくれる。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
まことに輕少でございますが、煎餅代りのお土産で」「冗談言つちやいけねえ。
富士見の塔 錢形平次捕物控 青空文庫
をかしいといつては惡いが、じつさい、をかしな事には、燒跡の金庫があくのを待つてゐた人たちは、むなしく數ヶ月もその分配を待ちあぐねてゐた末、やがてその分配金なるものが交附されたのをあけてみると、暮の餅代にも足らなかつたと云つてゐた。
吉川英治 折々の記 青空文庫
それから又、このささやかなるお蝋代の分配にあずかって、彼ら薄給仲間のお座所廻りの小官吏たちは、年末ならそれを家庭の餅代に当てたり、中元ならお盆の用途や女房子のために浴衣の一枚ずつも買ってやったりしていたのである。
吉川英治 美しい日本の歴史 青空文庫
作例 · 標準
お正月が近づくと、親戚から「餅代だよ」と言って、お年玉とは別にお金をもらった。
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昔は、年末に近所の人たちが集まって、餅つきの準備をし、その労力への感謝として餅代を渡したそうだ。
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「これでお雑煮でも作って、温かくお正月を迎えてね」と、祖母から餅代をもらった。
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