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えびら
名詞
1
標準
quiver (for arrows)
文例 · 用例
陸には源氏をたたいてどよめきけり」といふところ迄は、うつとりお耳を傾けて居られましたが、それに続けて、「あまりの面白さに、感に堪へずや思はれけん、平家のかの船の中より齢五十ばかりなる男の、黒革威の鎧著たるが、白柄の長刀杖につき、扇立たる所に立つて舞ひすましたり。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
源氏は又を叩いてどよめきけり」と法師の節おもしろく語るのを皆まで聞かず、ついとお座をお立ちになつてしまひました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
射るところの箭、三|皆尽く。
幸田露伴 運命 青空文庫
』との如く、麻袋を敲いて言つた。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
◇ 粟生弘氏は翁の門下でも古株で相当年輩の老人であったが、或る時新米の古賀得四郎氏が稽古に行くと、大先輩の粟生氏が「」の切の謡を習っている。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
新米の古賀氏は何の「」ぐらいと思っていたのに案に相違して震え上った。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
」なぞを滅多に習うものじゃないと思った。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
そのうちに粟生氏が「」の切の或る一個所をかれこれ二三十遍も遣直させられたと思うと、老顔に浴びるように汗の滝を流しながら、精も気根も尽き果てた体で謡本の前に両手を突いて、「今日はこれ位で、どうぞ御勘弁を……」 と白旗を揚げた。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
作例 · 標準
弓の名手として知られたその武将は、背中のに二十本以上の矢を蓄えていた。
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古い絵巻物には、美しい文様が施されたを身に付けた武士たちが描かれている。
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「よし、準備はいいか。」彼はから矢を一き抜いて、静かに弦に番えた。
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ウィキペディア

箙 とは、矢を入れて肩や腰に掛け、携帯する容器のこと。「やなぐい」とも読む。矢筒(やづつ)、靫(ゆぎ/うつぼ)とも呼ばれる。

出典: — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0