鍋づる
なべづる
名詞
標準
pot bail
文例 · 用例
「吃驚亀の子、空へ何と、爺どのは手を泳がせて、自分の曳いた荷車に、がらがら背後から押出されて、わい、というたぎり、一呼吸に村の取着き、あれから、この街道が鍋づる形に曲ります、明神様、森の石段まで、ひとりでに駆出しましたげな。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
そのうちでも大口は、八五郎のその後の報告によれば、――「大膳坊が乘り出して行つても、ないところからは小判はおろか、腐つた鍋づるも出て來ない。
— 地中の富 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
囲炉裏に鍋を吊るすために、頑丈な鉄製の鍋づるに取っ手を引っ掛けた。
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キャンプで使う飯盒の鍋づるが熱くなっていたので、布を介して持ち上げた。
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昔の道具箱の中から、錆びついた古い鍋づるが出てきて歴史を感じさせた。
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