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民衆化

みんしゅうか
名詞動詞-サ変
1
標準
popularization
文例 · 用例
日蓮上人の宗教が、法華経をいよいよ時代化し、人々題目を口に唱えつつ現実生活に営むところに全仏教精神は活きるとしましたその簡易化、民衆化、生活化は、誰もよく知るところであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
軍人に出会って、世界の帝国主義が事実上に高潮しつつある事を厳然として指摘するかと思えば、社会主義者の顔を見ては、人類社会に於ける形而上と形而下のすべてが宗教、政治、芸術、経済の各方面に亘って民衆化し共産化しつつある事を決然として断言します。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
これは明らかに当局の民衆化で、賞讃に価する所置であったが、一方に於いてこの方法が極端な江戸ッ子保護となったことは云うまでもない。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
「商品の民衆化」とは 今一つ、記者の「眼」を驚かした眼のお医者がある。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
その側に大きな看板を立て、「名前をつけて下さい   (商品の民衆化) 皆様の文化的要求に応じて   新しく生れたこの紙に……」 と大書して、締切り期日や審査員の文士?
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
これに準じて官辺はもとよりすべての事が民衆化しつつある事は云う迄もないが、これにカブレて軍人までが官服を嫌うようになったそうである。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
震災後の東京に於ける制帽の凋落……鳥打帽の流行は、単に学生の平民化、智識の民衆化ばかりを意味するものであろうか。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
それらの人々の胸の内、或は言葉の上で、大衆と云い民衆と云われるものがどう考えられ会得されているかということが、昨今至るところで耳目にふれる文学の大衆化、民衆化の具体性を決する実際の条件になるのである。
宮本百合子 文学の大衆化論について 青空文庫