気取られる
けどられる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to arouse suspicion
文例 · 用例
新吉は夫人に気取られる前に先手に出て娘に言った。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
むさゝびか知らぬがきツ/\といつて屋の棟へ、軈て凡そ小山ほどあらうと気取られるのが胸を圧すほどに近いて来て、牛が啼いた。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
政さんはしきりにおとよさんの方をぬすみ見て、おとよさんが省作に対する動作に何物かを発見せんとつとめているけれど、政さんなんかに気取られるようなそんな浅々しいおとよさんではない。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
まご付いて気取られるなよ」「ようがす。
— 弁天娘 『半七捕物帳』 青空文庫
どれだけ金を儲けて、どれだけ貯金がしてあるということを、人に気取られるのが、すでにいい心持ではなかった。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
彼女はこれっぱかりも自分の秘密を、またそれについての悔恨を気取られることなしに、談したり笑ったりして来たのであった。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『父』 青空文庫
それで私達は今まで一寸でもそんな事を気をつけられる事もございませんでしたし又気取られるような事もいたしませんでした。
— 宮本百合子 『錦木』 青空文庫
こうして笠を被って合羽を着て、大小を差して並んでみれば、それは物騒な破牢者とは誰にも気取られることではありません。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
彼の急な態度変化は、周囲に気取られるところだった。
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その奇妙な行動は、通行人たちに気取られる原因となった。
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秘密裏に進めていた計画が、関係者の不用意な言動で気取られる寸前だった。
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