長広舌
ちょうこうぜつ
名詞
標準
long talk
文例 · 用例
きょうはひとつまた、僕の長広舌を聞いてもらいます。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
競場で鍛い上げた胴間声を揺すって湊屋一流の怪長広舌を揮い始めた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
沼南の直截痛烈な長広舌はこの種の弾劾演説に掛けては近代政治界の第一人者であった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
柾生は、いかにも興味ありげに、慶一の長広舌をきいてくれた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
……そうだ、僕はここで自分の手柄話に長広舌をふるつてばかりいてはいけない。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
惟聽青龍長廣舌 惟だ聴く青竜の長広舌、滿山松籟和溪聲 満山の松籟渓声に和す。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
それも病院へ行って聞けば分る事です」 支倉は一度喋り出すと文字通り懸河の弁で、滔々数十分、言葉巧に当時の状況を説き来り説き去り、最後に、「左様な事実で、貞を強姦したる事もなく、又殺害したる事実もないのであります」 とつけ加えて、漸く長広舌を終った。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
ただ単に、貴方の不在証明をいっそう強固にすればいいのでしたからね」 その間レヴェズは、タラタラと膏汗を流し、野獣のような血走った眼をして、法水の長広舌に乗ずる隙もあらばと狙っていたが、ついにその整然たる理論に圧せられてしまった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、時々聞き手を退屈させてしまう長広舌で知られています。
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その政治家の長いスピーチは、説得力のある議論というよりも長広舌でした。
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旅の経験について、彼の長広舌を聞かされなければなりませんでした。
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