まへん
まへん
表現
標準
suffix used to negate a verb in the non-past tense
文例 · 用例
徳兵衛が刀を収めて、T「先ず二両」 山左が驚いて、T「捨て売りにしても五十両は」 徳兵衛、T「この不景気に御冗談を」 と言われて山左が、T「では三十両」 徳兵衛、あきまへん。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
階下のおかみは「帰るのがお厭どしたら、朝まで寝とおいやしても、うちはかましまへん」と言うかも知れない。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
「それは今ここで教えてもこの病院ではできまへんで」 そしてそんな物々しい駄目をおしながらその女の話した薬というのは、素焼の土瓶へ鼠の仔を捕って来て入れてそれを黒焼きにしたもので、それをいくらか宛かごく少ない分量を飲んでいると、「一匹食わんうちに」癒るというのであった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
」「一寸、ござりまへんで。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
」「ぢやてて、貴方はん、梯子がおへんよつて、どないにもあきまへん。
— 泉鏡太郎 『人參』 青空文庫
まあ、照枝は結局僕のもんやったやおまへんか。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
別府じゃろくな店もおまへんが、まあ『ブラジル』やったら、ちょっとはましでっしゃろか」 土地の女の顔を見て、通らしく言った。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
そして、「えらい済んまへんが、珈琲六人前|淹れたっとくなはれ」 ぞろぞろと随いてはいって来た女たちに何を飲むかともきかず、さっさと註文して、籐椅子に収まりかえってしまった。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
作例 · 標準
「そんなん言うても、私には分かりまへんわ」と彼女は首を振った。
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京都の老舗旅館で、「お気になさらんといておくれやす、かまいまへん」と言われた。
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「今日はもう、お腹いっぱいで食べられまへん」
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