虚心平気
きょしんへいき
名詞形容動詞名詞-の形容詞
標準
with an open and calm mind
文例 · 用例
そのうちにはまた、あの不思議な恍惚を知らなかつた以前のやうに虚心平気で只の壁画に対する気持ちに立ち返ることが出来るであらうと単純に考へた。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
虚心平気とはこの事であろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
実際三上は、もし、ほんとうに三上を愛する女があったら、彼はその女のためにどんなことでも虚心平気にやってのけたに違いない。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
虚心平気に、勝平の云い分を聴けば、無躾なところは、あるにせよ、成金らしい傲岸な無遠慮なところはあるにせよ、それほど、悪意のあるものとは思われなかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
虚心平気に、勝平の云ひ分を聴けば、無躾なところは、あるにせよ、成金らしい傲岸な無遠慮なところはあるにせよ、それほど、悪意のあるものとは思はれなかつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
死体解剖を行うとき、私はつとめて虚心平気になろうと心懸けましたが、メスを当てる時の快感を払い退けることが出来ぬと等しくこの死体を作った人間、即ちその殺人犯人を、何とかして一刻も早く官憲の手に逮捕させたいという慾望を打ち消すことが出来ませんでした。
— 小酒井不木 『三つの痣』 青空文庫
その時虚心平気に考えて見ると、始めて日本画の短所と西洋画の長所とを知る事が出来た。
— 正岡子規 『画』 青空文庫
斯かる些末なる事を精しく認め置き候は、此手紙を読む人の小生を狂人と思ふが如きことありては遺憾なる故、小生が虚心平気に将来の為を思ひ静に死に就く者なることを証明せむが為に候。
— ANDREAS THAMEYERS LETZTER BRIEF 『アンドレアス・タアマイエルが遺書』 青空文庫
作例 · 標準
彼はどんな困難にも虚心平気で立ち向かう。
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失敗しても虚心平気で、すぐに次の挑戦に取り掛かる姿はすごい。
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予期せぬトラブルにも、虚心平気で対応できる精神力が求められる。
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彼女は、人からの批判も虚心平気で受け流すことができる。
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