所狭しと
ところせましと異読 ところせしと
副詞多音語
標準
crowded
文例 · 用例
その他、村役場員、駐在所員、区長、消防|頭、青年会長、同幹事といったような、村でも八釜しい老若が一ダースばかり下座に頑張って、所狭しと並んだ田舎料理を盛んにパク付いては、氏神様から借りて来た五合、一升、一升五合入の三組の大盃を廻わしている。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
その側には美しいギリシャの彫刻や、近代名家の彫刻が所狭しと置かれてあった。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
火まつりが行われる扇山を頂点とした、三角形のなだらかな丘に家や建物が所狭しと建ちならんでいる。
— 澤西祐典 『湯けむり』 青空文庫
戦時下、幸運にも空襲の被害に遭わなかった尾道には名刹古刹が所狭しと建ちならび、それらが縦横無尽に石段で繋がれている風景は穏やかな海と相まって、名勝として広く人々に知られている。
— 澤西祐典 『くじらようかん』 青空文庫
そのテーブルには古い手稿やベラム革のカバーのついた化石じみた古書が所狭しと散らばっていた。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『犬酸漿』 青空文庫
フロアにも人がどうにか歩けるほどの間隔だけを取って、本棚がいくつも所狭しと立っていた。
— 片岡義男 『ラハイナまで来た理由』 青空文庫
それらの小屋は椰子の葉ぶきの竹製、切り立った崖の側面を所狭しと這いうねっていた。
— ジョージ・オーウェル George Orwell 『象を撃つ』 青空文庫
表紙には、鷲に似た妙な鳥がところせましと翼をひろげてゐた。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの会場には、たくさんの屋台が所狭しと軒を連ねていた。
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ホワイトボードには、プロジェクトのアイデアが所狭しと書き込まれている。
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庭の小さな池には、色とりどりの錦鯉が所狭しと泳ぎ回っていた。
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