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熊野三山

くまのさんざん
名詞
1
標準
three main Kumano shrines (Kumano Hongu Taisha, Kumano Nachi Taisha, Kumano Hayatama Taisha)
文例 · 用例
それで其年の四月に現住の法印竜栄が京都に上って、聖護院の門主に謁し、始めて三峰大権現の号を授かり、夫以来天台宗の修験になったという事実から、三峰は熊野三山に擬したもので、那智山に代ゆるに白岩を以てし、雲取妙法の二山と共に三峰と称したものであると推定して誤りはない様である。
木暮理太郎 二、三の山名について 青空文庫
理源大師に後れること八十余年にして、堀河天皇の寛治四年に増誉大僧正が白河上皇の熊野行幸に先達を奉仕し、其賞として熊野三山検校職に補せられ、本山派の開祖となったので、此時に諸国に散在していた小角の末徒が多く本山派に属したとの事である。
木暮理太郎 山の今昔 青空文庫
熊野三山の別当定遍、そのように武家方でござるかな」「無二の武家方にございます。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
「汝を助けた恩人よ」「熊野三山の別当職、定遍僧都にお眼にかかろうと、夜をかけて行くわしら二人に、逢ったお前さんは幸福者さ」 鬼火の姥も見下ろしながら云った。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
熊野三山の別当|定遍、関東よりの御教書なりと申し、大塔宮様にお味方する者は、陰謀与党の輩と認め、関東へいちいち注進いたす趣き、で、今日大塔宮様を、この道より左右なくお通し申し上げては、後日の咎めおそろしく、難儀いたす次第にござります。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
維盛|入水 熊野三山のお詣りも済み、今は心残すことのなくなった一行は、浜宮から舟で沖に向った。
第十巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
十津川の郷士竹原八郎一族を帷幕に加えて、熊野三山から高野、根来の衆徒をひきいれ、大峰山脈の一帯をとりでと見なして、外洋では伊勢、熊野の海賊をつかい、また前衛には、楠木の金剛山をあてておく、という大構想であるようだ。
千早帖 私本太平記 青空文庫
「このたびも、ついに田辺までは、立ち入れぬわけだったのだな」「なにせい、切目ノ王子より内は、熊野三山へかけて、きびしい領界の制を布いておりますことなので」「ぜひもない。
湊川帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社を合わせて熊野三山と呼ぶ。
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世界遺産にも登録されている熊野三山を巡るツアーに、多くの観光客が参加している。
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熊野三山はそれぞれ異なる雰囲気を持っているが、いずれも深い精神性を感じさせる聖地だ。
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