絶
ぜつ
名詞頻度ランク #17183 · 青空 1602 例
標準
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文例 · 用例
即ち自家の文体を実現し了せなかつたこの作家は、一生涯習作をしてゐたといへるし、絶えざる模索の状態は彼を鬱屈させてゐたのであつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
ああ十字疾行する街路のうへそのするどさに日輪もさけびくるめき群集をこえて落しきたるを感じいのり齒をくひしめ受難の日のひくれがたわれつひに蛇のごとくなりて絶息す。
— 萩原朔太郎 『受難日』 青空文庫
村落の光る厩のうへに、かがやく愛の手は伸びゆきて、われの身は銀の一脈、ひそかに息づき生命はや絶えなんとする。
— 萩原朔太郎 『厩』 青空文庫
しだいに四方を眺むれば、遠き地平を超え、黒き眞冬を超えて叫びしんりつす、ああ聖地靈感の狼ら、かなしみ切齒なし、にくしんを研ぎてもとむるものを、息絶えんとしてかつはしる。
— 萩原朔太郎 『巡禮紀行』 青空文庫
つまり超絶的対象といふものが必要だと思ふ。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
自力だけを恃み、方法を尽したところで舌鼓を打つて「あゝうまい」と思ふ境地は、絶対の力を俟つてこそ得られるのであつて自力をばかり恃んで、舌鼓を無理に打つてみても舌が荒れるくらゐのものである。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
その個性は絶対的のものであり、その語彙は彼女の時代のそれであり、形式は旧時代のものを大いに採用してゐる。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
尠くとも作家には絶対に属してをらぬ。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
作例 · 標準
「今日の場には絶が出ているから、高得点を狙うチャンスだぞ。」
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「絶の札を誰が取るかで、この勝負の行方が決まりそうだ。」
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「絶が含まれる役を完成させて、一気に逆転勝ちを収めた。」
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