聖世
せいせい
名詞
標準
文例 · 用例
抑醍醐帝頃は後世から云へばまことに平和の聖世であるが、また平安朝の形式成就の頂点のやうにも見えるが、然し実際は何に原因するかは知らず随分騒がしい事もあり、嶮しい人心の世でもあつたと覚えるのは、史上に盗の多いので気がつく。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
大正の聖世、學者はあり、文人はあり、歌人はあり、俳人はあり、記者はあり、小説家はあり、娼妓はあり、藝妓はあり、高等の内侍はあり。
— 大町桂月 『牛經』 青空文庫
一般が自由でこだわりのなかった聖世を反映していると謂っていい。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫