女殺油地獄
おんなころしあぶらのじごく
名詞
標準
The Woman-Killer (bunraku play by Chikamatsu Monzaemon)
文例 · 用例
「女殺油地獄」と、それから鴎外の「雁」を新人の川上祐吉氏が脚色したのと、それから「葉桜」という新舞踊。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
僕たちが行った頃には、もう「女殺油地獄」が終り、「葉桜」もすんだ様子で、最後の「雁」がはじまったところであった。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
既に近松門左衛門の『女殺油地獄』の中に――五月五日は女は家と昔から――という文句があるが、これも印地打のために女子供が怪我をするといけないから表へ出るなと、戒めたものであるらしい。
— 淡島寒月 『梵雲庵漫録』 青空文庫
世間で男の節供と言ひながら、此夜に限つて、家々を女の家と言ひ習して来た――女殺油地獄の中――のは、男の物忌みで家に居ぬ日だつたからである。
— その外輪に沿うて 『古代民謡の研究』 青空文庫
五 女の家 近松翁の「女殺油地獄」の下の巻の書き出しに「三界に家のない女ながら、五月五日のひと夜さを、女の家と言ふぞかし」とある。
— 折口信夫 『最古日本の女性生活の根柢』 青空文庫
近松の「女殺油地獄」中巻に「五月五日の一夜さを、女の家と言ふぞかし」とあるのも、其を言うたのである。
— 折口信夫 『偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道』 青空文庫
それで恐ろしい季節の替り目を別つ節供の日に、男が宮籠り、女の居籠ることがあつたので、五月五日を女の家(女殺油地獄)と言ふ様な――男だけの祭り故――諺もあつたであらう。
— 折口信夫 『方言』 青空文庫
五 女の家近松翁の「女殺油地獄」の下の巻の書き出しに「三界に家のない女ながら、五月五日のひと夜さを、女の家と言ふぞかし」とある。
— 折口信夫 『最古日本の女性生活の根柢』 青空文庫
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『女殺油地獄』 は、近松門左衛門作の人形浄瑠璃。世話物。三段。
出典: 女殺油地獄 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0