脾
ひ異読 よこし
名詞頻度ランク #1937 · 青空 68 例
標準
spleen
文例 · 用例
時々|思ひ出すと、私には脾|肉の歎に堪へないものがあるのである。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
――いったい脾弱な彼らは日光のなかで戯れているときでさえ、死んだ蠅が生き返って来て遊んでいるような感じがあった。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
脾腹が痛む、そして高い熱が出る。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
著しく擴大した脾臟を割いて見ると粟粒状の結節を到る所に發見した。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
脾臟程に顯著ではないけれども結節は可なり明瞭に觀察された。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
それで、橘屋の娘にしたところで生れ付き、金持ちの跡取り娘の脾弱い体質から、がっちりしたものに縋り度い本能があって、それが偶然の機会に便りを得て恋となって現われたのであろう。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
と励ませば、八蔵はようように、脾腹を抱えて起上り、「あ痛、あ痛。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
」 と擦っては消し擦っては消し、ようよう点けたる提灯の燈明に照せば、煉瓦の塀と土蔵の壁との間なる細き小路に、窶れたる婦人|俯伏になりて脾腹を押え、鞠のごとくに身を縮めて呼吸も絶ゆげに苦めり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
漢方医学では、脾は消化吸収の中枢と考えられている。
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疲労が蓄積すると、脾の働きが弱まり、食欲不振につながることがある。
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彼は脾臓に疾患が見つかり、定期的な検査が必要となった。
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