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箇旧

箇旧
名詞
1
標準
文例 · 用例
小さな汽車が、喘ぎながらやっと山の頂から、また数|哩の谷間へ下りた所に、鉱山街、箇旧が横たわっている。
木村荘十 雲南守備兵 青空文庫
吉報を受けた筈の沈団長は、あれから十日もたたぬうちに、何故か、突然、箇旧守備隊長に転補され、腹心の僅かな将校と兵を伴なって、前線から、この街へ着任したのだ。
木村荘十 雲南守備兵 青空文庫
そして、勤務に精通した下士一人に、兵二人を残して、箇旧の守備隊に復帰すべく、鉱山を下りて行った。
木村荘十 雲南守備兵 青空文庫
が、中尉は、戦時何とか令によって反乱者とされ、孫伍長は軍曹に進級して、前任守備隊長と深い関係のあった鉱山だと噂されている箇旧でも有数な鉱山の守備を命じられた。
木村荘十 雲南守備兵 青空文庫
箇旧の最近の錫鉱山労働者は、全鉱区で約十万人を上下しているがその中半分はこうした児童なのだ。
木村荘十 雲南守備兵 青空文庫
箇旧の鉱山は我々の抗戦を力強いものにする為にですね、アメリカから一億|弗……億ですよ。
木村荘十 雲南守備兵 青空文庫
「それだけじゃあない、実は中央政府は、これを機会に、何とか箇旧の錫鉱山に難癖をつけて、全部政府の直営にしようと企んでいるのです。
木村荘十 雲南守備兵 青空文庫
保身の道「こうして鉱山を降りて来ると、生きかえる様な気がするな」 守備隊長に呼ばれて、使の兵と一緒に出た孫軍曹は、箇旧の街に近い丘を下りながら云った。
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