付け掛け
つけかけ
名詞
標準
overcharge
文例 · 用例
榛の木は房玉のような青い実をつけかけ、風が吹くと触れ合ってかすかな音を立てた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
また、或郵便局長は、その山津浪だと聽いて、直ぐその妻子のからだにその氏名を縫ひつけかけたが、そのひまさへも無く、谷を破つて溢れて來た水は、猛烈な響きと共に、その家族ばかりではなく、すべての家も田地も村も川も、またたく間に、すべて卷込んでしまつたと云ふ。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
夫人は私共に大事なことを思いつけかけていらっしゃるのです」と警戒しているように見えた。
— 宮本百合子 『伊太利亜の古陶』 青空文庫
「お早う……」 伸子は、丁度|襟をつけかけていた衣服を両腕ですくいあげながら寝台から立上った。
— 宮本百合子 『七階の住人』 青空文庫
びっくりして、おはぐろを半分つけかけたまま、すずめはおかあさんの所へ駆けつけて行きました。
— 楠山正雄 『物のいわれ』 青空文庫
でもおはぐろは、つけかけたまま途中でやめたので、すずめのくちばしは、いまだに下だけ黒くって、上の半分はいつまでも白いままでいるのです。
— 楠山正雄 『物のいわれ』 青空文庫
女達はアスパラガスのように、ドロドロと白粉をつけかけたまま皆だらしなく寝そべって蜜豆を食べている。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
磯田は、机のこちら側に立って、煙草に火をつけかけていた。
— 宮本百合子 『一本の花』 青空文庫
作例 · 標準
伝票を確認したら、注文していない料理代が付け掛けされていた。
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その店は観光客に対して、平気で付け掛けをしてくるので注意が必要だ。
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請求書の金額が妙に高いと思ったら、二重に付け掛けされている項目があった。
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