金価
きんか
名詞
標準
文例 · 用例
彼は火災保険生命保険の必要を論述せんとして曲亭馬琴の夢想兵衛を引き、日本に於ける金銀価格の歴史を論ぜんとして先哲叢談に朱舜水が日本金価廉也、中国百倍之といへるを引けり。
— 山路愛山 『明治文学史』 青空文庫
けだしその規定は単に、貨幣価値が銀行が買入れるべき価格と売出すべき価格とのほんのわずかな差額以上に、地金価値から動くのを妨げるために云ったのに過ぎず、そしてそれはかくも望ましいものと認められている所の貨幣価値の斉一性へ接近することである。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
「しかも端緒はこの一枚の小粒銀なんだ」「南鐐ですか」「みてごらん」 それは約二十年ほどまえの安永初年、金価の暴騰を抑える目的で鋳出したものであった。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫