首なし
くびなし
名詞-の形容詞
標準
headless
文例 · 用例
「首なし死体を投り込んだんだよ。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
さうして海岸のけむつた柳のかげで首なし船のちらほらと往き通ふ帆でもながめてゐようあるいは波止場の垣にもたれて乞食共のする砂利場の賭博でもながめてゐよう。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
そこでも今年は、去年のように、金色夜叉やロクタン池の首なし事件の覗きからくりや、ろくろ首、人魚、海女の水中冒険などの見世物小屋が掛っているはずだ。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
それから笠井氏の報告で名高くなった阿波の首なし馬の伝説があって、盗人に首を刎ねられた馬の幽霊だ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
仏に首なし、杓に底なし、とにかく異風景。
— 昭和十四年 『旅日記』 青空文庫
蒲団で栖方の顔が隠れているので、首なしのようにみえる若い胴の上からその臍が、「僕、死ぬのが何んだか恐くなりました。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
そういう下層の労役に服している婦人は姑く措くとするも、明治の教育を受けたという中流婦人の多数がやはり首なし女である。
— 与謝野晶子 『婦人と思想』 青空文庫
「君、どこかに首なしが、上がったと云うじゃないか」 ところが、その警部補は不思議なことにも、男の横顔に、凝っと視線を据えたまま動かない。
— 小栗虫太郎 『地虫』 青空文庫
作例 · 標準
古い洋館の図書室で、首なしの騎士が彷徨い歩くという不気味な怪談を聞かされた。
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ハロウィンの仮装パーティーで、首なし男の衣装を手作りして友人たちを驚かせた。
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その石像は長い年月の風化により、残念ながら首なしの状態で見つかった。
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