如何せん
いかんせん
副詞頻度ランク #41208 · 青空 0 例
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to one's regret
文例 · 用例
こんな事を言っていると、いかにも私は我慢してキザに木石を装っている男か、或いは、イムポテンツか、或いは、実は意馬心猿なりと雖も如何せんもてず、振られどおしの男のように思うひともあるかも知れぬが、私は決してイムポテンツでもないし、また、そんな、振られどおしの哀れな男でも無いつもりでいる。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
今日の晴雨を詳に考ふるなるべしと思へば、天のさま悪しゝ、舟出し難しなど云はれんには如何せんと、傍観する身の今さら胸轟かる。
— 幸田露伴 『鼠頭魚釣り』 青空文庫
シヽデンキウモンに至りては、其の何等の物なるやを知るべからず、苗売に聞けば類なきしをらしき花ぞといふ、蝦夷菊はおもしろし、其の花しをらしといふに似ず、厳しくシヽデンキウモンと呼ぶを嘲けるにあらねど、此の二種、一歩の外、別に五銭なるを如何せん。
— 泉鏡花 『草あやめ』 青空文庫
諸子は其多数が比々として表白しつゝある不浄と敗亡と乱倫とを如何せんとするや。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
かく志を貫く能わずして、再び帰郷するの止むなきに至れるは、卿に対しまた朋友に対して面目なき次第なるも、如何せん両親の慈愛その度に過ぎ、われをして遂に膝下に仕えしめずんば止まざるべし。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
夫は出でて未だ帰らざれば、今日|若し罵り噪ぎて、内に躍入ることもやあらば如何せんと、前後の別知らぬばかりに動顛して、取次には婢を出し遣り、躬は神棚の前に駈着け、顫声を打揚げ、丹精を抽でて祝詞を宣りゐたり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
人と歩調を合わして行きたいという誘惑を感じても、如何せんどうも私にはその誘惑に従う訳に行かぬ。
— 夏目漱石 『模倣と独立』 青空文庫
丁度跛を兵式体操に引き出したようなもので、如何せんどうも歩調が揃わぬ。
— 夏目漱石 『模倣と独立』 青空文庫
作例 · 標準
「最新の機材を導入したいのは山々だが、如何せん予算の目処が立たない」
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「この土地は日当たりも良く静かだが、如何せん最寄り駅からの距離が遠すぎる」
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「将来有望な選手ではあるが、如何せんまだ線が細く、実戦でのパワー不足は否めない」
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「この翻訳ソフトは非常に便利だが、如何せん文学的な微妙なニュアンスの再現にはまだ課題がある」
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標準
what can be done about ...
作例 · 標準
「実力は伯仲していたが、如何せん層の厚さで一歩及ばなかった。」
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「協力したいのは山々だが、如何せんこちらも人手不足で手が回らないんだ。」
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「名案だとは思うが、如何せん予算の裏付けがないことには承認しづらい。」
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「あの選手はセンス抜群なんだけど、如何せん怪我が多すぎて計算が立たないよ。」
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