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揚代

あげだい
名詞
1
標準
fee paid for the services of a geisha or prostitute
文例 · 用例
困果と業と、早やこの体になりましたれば、揚代どころか、宿までは、杖に縋っても呼吸が切れるのでございましょう。
泉鏡花 菎蒻本 青空文庫
もっとも、二分と云っても、その頃|吉原の一流のおいらんの揚代が二分であった。
菊池寛 奉行と人相学 青空文庫
ト聞いて、只には置かず揚代請求の訴を法廷へ持ち出すと、ボッコリス王、ともかくもその男にトが欲するだけの金を鉢に数え入れ、トの眼前で振り廻さしめ、十分その金を見て娯しめよとトに命じた。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
用語いずれも意義二つあって、石切屋には石の事、附け馬には遊興の事とばかり解せられたから、両人相疑わず、一人は急ぐ註文と呑み込んで石碑を切りに掛かれば、一人は石を切り終って揚代を代償さると心得て竢つ内、文なし漢は両人承引の上はわれここに用なしと挨拶して去った。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
彼らは案の定燕麦|売揚代金の中から厳密に小作料を控除された。
有島武郎 カインの末裔 青空文庫
いやがッて居ればその客が余計に来るもので、海上は頻りと登楼いたし、花里には延たらに昼夜の揚代がついておりますから、座敷へ入れないことは出来ぬ、まるで我部屋は貸し切りにしたような始末で、まことに都合がわるい。
三遊亭圓朝 根岸お行の松 因果塚の由来 青空文庫
何うも済ませんとか有難うござるとかいう一口が揚代一本になるんですからねえ。
三遊亭圓朝 根岸お行の松 因果塚の由来 青空文庫
これ岩亀楼の娼女洋銀三枚の揚代(この事文久三年板『珍事五ヶ国横浜ばなし』に出づ)にて異人館に招がれたる処なるべし。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
作例 · 標準
揚代の例文