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牛肉屋

ぎゅうにくや
名詞
1
標準
butcher specializing in beef
文例 · 用例
朝は大概寝坊をして、これがために昼飯を抜きにする事があるが、その代りに夜の十時頃から近所の牛肉屋へ上がって腹一杯に食う事も珍しくない。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
この角の向側に牛肉屋の豊国がある。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
(明治四十年十一月十九日『東京朝日新聞』)         四十一      一種の迷信 英国デボンシャイアのある町に百二十年来営業を続けている牛肉屋があるが、開店の昔から今日まで店に屋号というものがない。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
牛肉屋の前を通つた時のやうな一種の血なまぐさい香が忽ちに清淨な空氣を汚なくした。
有島武郎 實驗室 青空文庫
そんなはけ口のない情慾を紛らすために、僕らは牛肉屋へ行って酒をあおり、肉を手掴みにして壁に投げつけたり、デタラメの詩吟を唄って、往来を大声で怒鳴り歩いたりした。
萩原朔太郎 老年と人生 青空文庫
私のと、ちがうようにも思ったが、あるいは、これだったかも知れぬ、いや、これだろう、と思い、そのおかみさんの親切を無にするのも苦しく、お礼を言ってその風呂敷を拾い、それから牛肉屋へ行って買い物をすまし、家へかえってからも、なんだか不思議で、帯をほどいてみると、黒い風呂敷が、ばさりと落ちた。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
が、硯友社より、もっと前、上杉先生などよりなお先に、一輪、大きく咲いたという花形の曙女史と聞えたは、浅草の牛肉屋の娘で――御新客、鍋で御酒――帳場ばかりか、立込むと出番をする。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
二人はそこから櫻田本郷町の通りへ出て、とある牛肉屋へあがつて一杯を傾けたが、飯を濟ませると、直ぐまたそこを出た。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
2
標準
beef-hotpot restaurant