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朱門

しゅもん
名詞
1
標準
red-lacquered gate
文例 · 用例
剥げ落ちた朱門の上で、細長い竿の青天白日旗が、大きく風をはらんでいる。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
こゝに於て、はじめは曲巷の其處此處より、やがては華屋、朱門に召されて、其の奧に入らざる處殆ど尠く、彼を召すもの、皆な其の不具にして艷なるを惜みて、金銀衣裳を施す。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
清河の崔羅什という青年はまだ弱冠ながらもかねて才名があったので、これも徴されてゆく途中、日が暮れてこの墓のほとりを過ぎると、たちまちに朱門粉壁の楼台が眼のまえに現われた。
酉陽雑爼(唐) 中国怪奇小説集 青空文庫
流石に曠世の驕児入道相国が、六十余州の春をして、六波羅の朱門に漲らしめたる、平門の栄華も、定命の外に出づべからず。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
それは島崎藤村さんの「朱門のうれひ」にまで及ぼしたのである。
蒲原有明 創始期の詩壇 青空文庫
其江戸の元日を聞ば縉紳朱門の※はしらず、市中は千|門万|戸千歳の松をかざり、直なる 御代の竹をたて、太平の七五三を引たるに、新年の賀客麻上下の肩をつらねて往来するに万歳もうちまじりつ。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
若江戸にいださば朱門に解語の花を開、あるひは又|青楼に揺泉樹の栄をなし、此|隣国出羽に生れたる小野の小町が如く美人の名をもなすべきに、此美人を此|僻地に出すは天公事を解さゞるに似たりと独歎息しつゝ言んとししに、娘は去来とてふたゝび柴籠をせおひうちつれて立さりけり。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
三浦朱門「斧と馬丁」、安岡章太郎「宿題」、武田繁太郎「朝来川」、庄野誠一「この世のある限り」、小山清「小さな町」、それに候補作の二ツ。
坂口安吾 選後感〔第二十七回芥川賞選後評〕 青空文庫
作例 · 標準
その歴史ある邸宅の前には、権威を象徴するかのような立派な朱門がそびえ立っていた。
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夕日に照らされた朱門は、周囲の緑に映えていっそう鮮やかな色を放っていた。
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朱門をくぐると、そこには手入れの行き届いた静かな庭園が広がっている。
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