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包む

くるむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞頻度ランク #17677 · 青空 8172
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標準
to wrap up (in)
文例 · 用例
又、台所の方からは三十人に近い此の一家の夕飯仕度の煩雑な音が、これは人の胸を包むやうに彼の所に漂ひ寄つた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
彼のこうした俳句は、現実の恋の実感でなくして、要するに彼のフィロソヒイとセンチメントが、永遠に思慕し郷愁したところの、青春の日の悩みを包む感傷であり、心の求める実在の家郷への、リリックな咏嘆であったのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
竹村君は小僧が皿を包むのをもどかしそうに待っていたが、包を受取ると急いで表へ飛び出した。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
それから、昼弁当の結飯をこしらえ、火に翳して、うす焦げにして置いて、小舎の傍から※って来た、一柄五葉の矢車草の濶葉に一つずつ包む
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
つぼみと、それを包む薹とは、赤と白とを市松格子形に互層にして、御供物の菓子のように盛り上っている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
私は山を包む濃雲に絶望しながらも、屋根へ這い上って、虚空を見ていると、眼の前を灰色の霧は、渦巻いて、髯を伝わる呼吸が、雫となってポタポタ落ちる、鉛筆をポッケットから出して、弟が寒暖計を見て報告する温度を、手帖に記していると、傍から鉛筆の墨が滲んで、文字が紙の上で解体するほどの霧だ。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
」ジョバンニはまだ熱い乳の瓶を両方のてのひらで〔〕包むやうにもって牧場の柵を出ました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
この赤い絵は、劇薬を包む赤い四角の紙に赤いインキで描かれてあつた。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
作例 · 標準
プレゼントをきれいな包装紙で丁寧に包む
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寒かったので、マフラーで首をしっかりと包んだ
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その画家は、対象物を光で優しく包むような絵を描く。
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