臍繰り
へそくり異読 ヘソクリ
名詞頻度ランク #37924 · 青空 21 例
標準
secret savings
文例 · 用例
」 母が言うので銀子もその気になり、いくらかの手持と母の臍繰りとを纏めて株を買い、思ってもみなかったこの商売に取りついたのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
▲然るにその後久弥はその金を費い果したものか、昨夜突然高林家に忍び入って恩師を縊り殺してその臍繰りと名器の鼓を奪って逃げた。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
臍繰りに二百円近くの金を溜めていた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「お千代さんはいつ離縁されてもいいやうに臍繰り金を拵へてゐるに相違ない。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
然し、渠は自分で浪費するのも割り合に多いと思つたから、よしんば、妻の臍繰りがあつても、大したものではないと高をくくつてゐる。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
北洋工船、黒潮漁業の両会社は彼奴の臍繰り金で動いていると云っていい位だ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
「お蔭さまで、助りますよ」歯の抜けたお婆さんが、臍繰り金の財布を片手でソッと抑えながら、これに和した。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
おたき婆あは兄の子供にのこされた多少の貯財のほかに、それより多額の臍繰りをたくはへてゐた。
— 坂口安吾 『老嫗面』 青空文庫
作例 · 標準
毎月少しずつ貯めたへそくりで、ついに憧れのブランドバッグを買った。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
夫に見つからないように、本棚の奥にへそくりを隠している。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
忘れていたコートのポケットから千円札が出てきて、思いがけないへそくりに喜んだ。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview