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大身

おおみ
名詞
1
標準
long blade
文例 · 用例
この傾斜を上り切って、ひょいと顔を出すと、槍ヶ岳の大身の槍尖が、すいと穂を立てている、そうして白い雪が、涎懸けのように半月形をして、その根元の頸を巻いている。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
」 と伊吉、 「いや何でも無いさ」 その傍を通り掛かったお侍、結城左久馬(相当大身である)。
山中貞雄 右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法 青空文庫
これは商人で、大身上で、素敵な物を買出すので名を得ていた。
幸田露伴 骨董 青空文庫
大身の子息であるから、かれは山崎平助という二十七歳の中小姓と、又蔵という中間とを供につれて出た。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
もう一つには、こっちが相手を小身者と侮ると同時に、相手の方では大身に対する一種の妬みと僻みがあった。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
由来聖堂の吟味に出た場合に、大身の子と小身の子とはとかくに折り合いが悪い。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
大身の子は御目見以下の以下をもじって「烏賊」と罵ると、小身の方では負けずに「章魚」と云いかえす。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
いつの吟味の場合でも、大身の章魚組は少数で、小身の烏賊組が多数であるのは判り切っている。
朝顔屋敷 半七捕物帳 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

大身(たいしん) 原意は、身分が高く、禄高の多い者。富貴な家の当主、またその家そのもの。 室町時代中期から戦国時代にかけては、国人領主の中で数郡以上を領有し大名並の勢力を持った領主のうち、鎌倉時代から連綿と続く氏族を一般に「大身」と呼んだ。 江戸時代になると、守名乗り(かみなのり)が許された知行3000石以上の寄合旗本を大身旗本(たいしん はたもと)といった。

関連項目
出典: 大身 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0