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巨擘

きょはく
名詞
1
標準
authority
文例 · 用例
ヴントの如きはその巨擘である。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
先生がお玉が池時代に有してゐた千戸の病家は、先生をして当時江戸流行医の巨擘たらしむるに足るものであつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
吾輩は今日より回想するに福沢諭吉氏は一方の巨擘にして国富論派を代表したるや疑うべからず。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
吾輩は加藤弘之氏、箕作麟祥氏、津田真道氏をもって国権論法の巨擘となすに躊躇せず。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
明治四年廃藩置県の業成りて後、内治派の巨擘たる岩倉公は欧米回覧の企てをなし、木戸、大久保、伊藤の諸官を率いて本国を去れり、ここにおいて廟堂は西郷大将をはじめ副島、江藤、後藤、板垣の諸参議を残し、ほとんど国権派の世となれり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
この塾は昔時国富論派の代表なる福沢諭吉氏の創立にして、これに次ぎ泰西の経済説を教えたるは古洋学者の巨擘たる尺振八氏の家塾なりという。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
すでにして国権論派に傾きたる当時の政府は高等教育の制度を設け、種々の変革を経て東京大学と名づけ国権論派の巨擘たる今の加藤博士をその総理となせり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
是れは大安寺に次ぐ景勝の地を占め、満洲にある道教の廟観の中の巨擘である。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫