来愚
らいぐ
名詞
標準
文例 · 用例
一去一来愚ヲ尽シ、拙ヲ極メ、多ク飲ミ深ク溺レテ景ヲ好ム。
— 成島柳北 『阿房山賦』 青空文庫
十七の春、小林多喜二氏の「不在地主」を読んで初めて現実への夢を破られた私は、それ以来愚劣な人生と醜悪な現実を友として過して来た。
— 北條民雄 『年頭雑感』 青空文庫
そういうところから女は元来愚痴でかためた無智なものであるが、その愚痴無智の尼が退屈の余りに甘酒を作るというのである。
— 高浜虚子 『俳句はかく解しかく味う』 青空文庫
唯、陶器界には由来愚にもつかぬ職工が多い。
— 北大路魯山人 『古器観道楽』 青空文庫