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いた椎

いたじい異読 イタジイ
名詞
1
標準
Castanopsis sieboldii (species of chinquapin)
文例 · 用例
燻製料理は、金博士にとって、恰もジーグフリードの頸に貼りついた椎の葉の跡のようなものであった。
――金博士シリーズ・11―― 共軛回転弾 青空文庫
約束は伐り払ったままになっていた椎の木の枝を片づけに一日頼んだ夕方に出来上ったのであった。
犬田卯 沼畔小話集 青空文庫
盆の十六日の次の夜なので剣舞の太鼓でも叩いたじいさんらなのかそれともさっきのこのうちの主人なのかどっちともわからなかった。
宮沢賢治 泉ある家 青空文庫
」 あっちこっち、見知越の顔を見付けては、ひそひそ話をしていたじいやが、相談するように一郎の顔をのぞき込んだ。
水上滝太郎 九月一日 青空文庫
今は郊外の小さな家を借りて、まだまだ話相手にもならない行雄と、私のおさない時から世話をしてくれていたじいやの作衛と暮しているのだった。
久坂葉子 入梅 青空文庫
相手は飛鳥のようなす早さで、サッと身をかわし、今まで腰をかがめてヨボヨボしていたじいさんが、まるで青年のようなおそろしい元気でやみの中にスックと仁王立ちになったではありませんか。
江戸川乱歩 妖怪博士 青空文庫
今まで山奥の猟師とばかり思っていたじいさんが、にわかに若々しい声になって、東京弁を使いはじめたではありませんか。
江戸川乱歩 妖怪博士 青空文庫
セトモノ屋の店を、二十メートルもはなれると、つえにすがってヨボヨボしていたじいさんの足が、にわかに早くなりました。
江戸川乱歩 探偵少年 青空文庫
作例 · 標準
いた椎は西日本の雑木林に見られる樹木だ。
いた椎の樹皮は暗褐色で特徴的である。
樹高はいた椎は10メートル程度に達することがある。
いた椎はクヌギやコナラと同じブナ科に属する。