途方
とほう
名詞頻度ランク #11565 · 青空 2442 例
標準
way
文例 · 用例
それから又近頃は詩の定型無定型といふことが盛んに論じられてゐますが、私は定型にしろ無定型にしろ、面白ければいいといふ程の呑気なことしか考へてをりませんが、なんだか此の問題は具体的のやうでゐて、その実途方もなく遠大か何かのやうに受取れます。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
そのレールの上を、今、円筒形の、途方もなく大きい列車が、まるで星に向つて放たれたロケットのやうに、遮二無二走つて行くのでした。
— 中原中也 『夜汽車の食堂』 青空文庫
汽車は相変らずゴーツといつて、レモンは僕の目にしみて、僕はお母さんやお父さんを離れて、かうして一人でお星の方へ旅をすることが、なんだか途方もなくつまらなくなるのでありました。
— 中原中也 『夜汽車の食堂』 青空文庫
途方もねえ大仕掛な野郎たちだ。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
生命とは「馬鹿気たものだ」と云ふ途方もない結論に到達することを、私は怖れた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
江戸の言葉で粋と言ったのは現代語をもってしては説明のむつかしい言葉であり、外国語に訳そうとする場合には全く途方にくれる言葉である。
— 寺田寅彦 『映画雑感(※)』 青空文庫
平生は唯美しいとばかりで不注意に見過して居る秋の森の複雜な色の諧調は全く臆病な素人繪かきを途方にくれさせる。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
しかし見るとおりの病人をかかえて今急におまえに帰られては途方にくれる。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
作例 · 標準
彼はとんでもない途方のない考えを思いつき、周囲を驚かせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
何をどうすればよいのか、解決の途方が見つからず途方に暮れるばかりだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
そんな途方のないことを言われても、到底実現できるとは思えない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview