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才幹

さいかん
名詞
1
標準
ability
文例 · 用例
その財力と才幹は江戸諸大名の藩政を動かすに足りる力があったけれども身分は帯刀御免の士分に過ぎない。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
飜つて又世の才幹力量はありながら、しかも猶一起一倒、世路に沈淪して薄幸無福の人たるを免れぬものを見たならば、其の人の多くは惜福の工夫に缺けて居るのを見出すで有らう。
幸田露伴 努力論 青空文庫
しかし、子路の勇も政治的才幹も、この珍しい愚かさに比べれば、ものの数でないことを、孔子だけは良く知っていた。
中島敦 弟子 青空文庫
飜ってまた世の才幹力量はありながら、しかも尚一起一倒し、人生に沈淪する薄幸無福の人を見たならば、その人の多くは惜福の工夫に欠けていることを見出すだろう。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
例えば大臣から下等官吏の間に、其の器度才幹に於て差はあっても、智識に於ては同じからねばならぬ。
内田魯庵 文明国には必ず智識ある高等遊民あり 青空文庫
それだから嬢様も此の人ばかりには真面目に交際つて少しもお調戯ひなさらなかつたが、困つた事には好人物といふだけで、学問才幹共に時代遅れだ。
内田魯庵 犬物語 青空文庫
紅葉もまた『読売新聞』の寄書家の一人であったが、才幹はマダ認められなかったので、三人の社幹の中では美妙斎の名が世間的には最も重きをなした。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
尤も両雄並び立たずで、紅葉は本より美妙の指揮を仰ぐを欲しなかったろうし、美妙は一歩を先んじて乗出した一日の長を頼んでいたに相違なく、ドチラにも同感すべき事情があったと思うが、左に右く紅葉の政治的才幹が硯友社を結束し、美妙が忽ち背いて孤立したのが二者の成功を著るしく懸隔さした一つの原因であった。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
作例 · 標準
彼女は才幹に溢れており、チームのリーダーとして期待されている。
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才幹のある人材を育成することが、企業の持続的な成長に繋がる。
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その若者は才幹を見込まれ、重要なプロジェクトを任された。
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