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一切合切

いっさいがっさい
名詞副詞
1
標準
any and every thing
文例 · 用例
さういふ軽蔑のされ方ならその叔母のみならず毎度のことで、そんなことで腹が立つのでもなかつたが、何がなし癪に障つて、トラックの上にゐて顔に当る朝風は自分の一切合切をみる/\削り減らしてしまふやうに感じられる。
中原中也 引越し 青空文庫
前後不覚になつて、どうして寝床にはいつたやら、いつ寝たやら、一切合切不明なり、しかも些の不都合なし、善哉々々。
仙崎 行乞記 青空文庫
さうしてSさんの如く、実質に於いては、到れりつくせりの心づかひをして、さうして何やらかやら、家中のもの一切合切持ち出して饗応しても、ただ、お客に閉口させるだけの結果になつて、かへつて後でそのお客に自分の非礼をお詫びしなければならぬなどといふ事になるのである。
太宰治 津軽 青空文庫
一切合切づぶ濡れだ、私ももとより一|途もの。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
一切合切照りかへせ、私ももとより命がけ。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
もう一切合切種切れで、肴も附け合せも何にもありゃしねえでがす。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
彼は何もかもが、一切合切、妻のこと、子供のこと、その他で持ち切っていた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
彼は、この問題が、「いつかは現われるが、まだいつかそれはわからない」ような状態で、一、二か月も続くとすれば、彼は自分と三上との二つの行為をくるめて、道徳的にも、法律的にも――もしありとすれば――物質的にも、一切合切を自分で責任を背負った方がどのくらい楽だったかしれなかった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
作例 · 標準
引っ越しの際、彼は家具から衣類まで一切合切を段ボールに詰めた。
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泥棒は、家の中から現金、貴金属、家電製品、一切合切を盗んでいった。
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彼女は、子供の頃から集めていたコレクションを、一切合切オークションに出品することにした。
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失敗したプロジェクトの責任を、彼は一切合切一人で背負い込もうとした。
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