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竜車

りゅうしゃ
名詞
1
標準
imperial carriage
文例 · 用例
明朝は西の空へ竜車を駆つて火の鈴で焼き殺してしまふのだ。
牧野信一 闘戦勝仏 青空文庫
蟷螂の竜車に刄向うよりもなお愚かしき手向いだてと思われるのに、引きもせずじりじりと、爪先立ちになって、九本の刄を矢来目陣に備えながら、退屈男に押し迫ろうとしましたので、京弥が伺い顔に傍らから言いました。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
蟷螂の斧、このとき万一の僥倖すらも考へられぬ戦争で、死屍累々、家康は朱にそまり、傲然斧をふりあげて竜車の横ッ面をひつかいたが、手の爪をはがした。
坂口安吾 二流の人 青空文庫
」大次郎は、あわてて、「いかに恨みに思えばとて、相手は一藩の主、手前は郷士上りの一武芸者、竜車に刃向う蟷螂のなんとやら、これでは、頭から芝居になりませぬ。
林不忘 煩悩秘文書 青空文庫
「このおれを相手に、この苅賀由平二を相手にか、わっはっは、盲人蛇に怯じず、藪を突ついて蛇、毛を吹いて傷を求め、飛んで火に入る夏の虫か、蟷螂の竜車に向う斧、いやはや、いやはや、おかしくって臍が茶を沸かすぞ」 大略このように嘲弄したうえ、日は明後日、時刻は朝五時、場所は水車場の河原ということに定めた。
山本周五郎 百足ちがい 青空文庫
作例 · 標準
豪奢な装飾が施された竜車が都の目抜き通りをゆっくりと進む様子を、民衆は沿道から平伏して見守っていた。
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皇帝の乗る竜車を護衛するため、選りすぐりの近衛兵たちが周囲を固めて一糸乱れぬ行進を見せた。
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年に一度の祭礼の日にだけ、宝物庫から金箔で彩られた竜車が引き出され、儀式に用いられる。
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