幻辞.com

竜剣

りゅうけん
名詞
1
標準
文例 · 用例
尾州の名剣士青柳又八郎、腕はあきらかに天魔太郎を圧していましたが、天魔太郎に「飛龍剣」という投げ太刀の妙技のあることに気のつかなかったのは、まことに重大な手落ちで、さいごまで刀をぬかずに、その術をかくしおわせた天魔太郎に、みごとな勝をしめられてしまいました。
野村胡堂 幻術天魔太郎 青空文庫
こんどは投げ太刀ではいかぬぞ」 猫間犬丸は、はやくも天魔太郎の飛龍剣を警戒して、一刀をわきがまえに、平身になってヒタヒタとつめよるのです。
野村胡堂 幻術天魔太郎 青空文庫
「おうッ」 天魔太郎、こんどは飛龍剣ではいかぬと見たか、すなおに一刀を引きぬき、青眼にかまえてそれをむかえます。
野村胡堂 幻術天魔太郎 青空文庫