登り着く
のぼりつく
動詞
標準
文例 · 用例
そして、崖の上に登り着くと、道の前後を注意深く見た。
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
蔦かずらを攀じて登り着くと、そこには良い樹を植えならべて、そのあいだには名花も咲いている。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
ほかの弾丸は、弾丸帯にキチンと並んでいて、一発も撃った形跡が無いし、弁当や水筒にも手がつけてないところを見ると、源次郎氏は、あの一本榎の平地へ登り着くと間もなく、何かに向って二発の散弾を発射した。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
此谷をつめれば俗称|六方石のあたりへ登り着くわけである。
— 木暮理太郎 『木曾駒と甲斐駒』 青空文庫
ここで沢が三つに分れる、左のものは残雪が最も多いので、之を登りたいと思ったけれども、頂上からは余り東に寄り過ぎた肩のはずれへ登り着くらしいので止めにする。
— 木暮理太郎 『北岳と朝日岳』 青空文庫