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けん
名詞
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標準
文例 · 用例
先生の詩人たる所以を知り先生の作物の価値を知らんとするならば、まず先生の趣味嗜好を究してみるが、最も根本的で、そして近道であろう。
伊藤左千夫 竹乃里人 青空文庫
先生が歌の究を始めたのは、たしか明治二十九年の夏からである。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
親しく教えを受けて究に預れるは僅かに七八人に過ぎぬ。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
奈良朝にいたって、はじめてかような資料が比較的豊富に得られるのであるから、第一期の音韻を究しようとするには、どうしても先ず奈良朝のものについてその時代の音韻組織を明らかにし、これを基礎として、それ以前の時代に溯るのほかないのである。
橋本進吉 国語音韻の変遷 青空文庫
そうして、五十音図は後に出来たものであるけれども、五十音図で同行または同段に属する仮名に相当する奈良朝の諸音は、その実際の発音を究した結果、やはり互いに共通の単音をもっていたことが推定せられる故、説明の便宜上、行または段の名をも用いることとした。
橋本進吉 国語音韻の変遷 青空文庫
もっともこれについては、私の究もまだ最後の処まで行き着いていないのでございまして、自分でも甚だ不満足ではございますが、しかしこれまで私が調べました範囲内でも、古典をお読みになるような場合に多少参考になるようなことは申上げることが出来ようかと思います。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
古代の音韻と題しておきましたが、現今の言語究の上に「音韻」と「音声」とを区別して使うことがございますけれども、先ずこのお話では、格別そういう厳密な区別を設けないで、ただ音韻と言っておいたので、つまり言語の音のことでございます。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
今の言語であれば、直接耳に聞える音を対象として究することが出来ますが、昔の言語でありますと、自然、言語の音を文字で写したもの、すなわち音を代表する文字に基づいて究するより仕方がない訳であります。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫