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名詞
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標準
文例 · 用例
予は自らめてこんなことをいうものの、子規子没後は虚子、碧梧桐と歌われているその虚子君の口から、子規子が迷惑なるべくやに思わるといわるることを予ははなはだ口惜しく思うのである、親友に敬意を欠くの恐れがあるからあまり理屈はいうまい、ただ生前先生から聞いた二、三の話を紹介して、世人の判断に任せておく。
伊藤左千夫 竹乃里人 青空文庫
自分の安の心よりは、余義ない気持の勝った歌である。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
如斯ことはきょう始めてと云うではないが見る度に胸がふさがるべくおぼえ何と云うてさめんようもなく身も世もあらぬ思である。
伊藤左千夫 根岸庵訪問の記 青空文庫
永久なる眠りも冷酷なる静かさも、なおこのままわが目にとどめ置くことができるならば、千重の嘆きに幾分の藉はあるわけなれど、残酷にして浅薄な人間は、それらの希望に何の工夫を費さない。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
今の自分はただただ自分を悔い、自分を痛め、自分を損じ苦しめるのが、いくらか自分をめるのである。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
今の自分には、哲学や宗教やはことごとく余裕のある人どものみ物としか思えない。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
真に愛するものを持たぬ人や、真に愛するものを死なしたことのない人に、どうして今の自分の悲痛がわかるものか、哲学も宗教も今の自分に何の藉をも与え得ないのは、とうていそれが第三者の言であるからであるまいか。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
お通夜の人々は自分の仕振りに困じ果ててか、めの言葉もいわず、いささか離れた話を話し合うてる。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫