中間派
ちゅうかんは
名詞
標準
middle-of-the-roaders
文例 · 用例
彼独特の発声法で、中間派作家とその作品を罵倒しながら、最後には、ひいきの尾崎一雄を、その「『アミ』がいくらか古めかしく」純粋になってしまって現代生活の流れに浮いた「アクタモクタの全部は尾崎のアミに引っかからなくなっている」という不平はとなえた方がよい、としている。
— 宮本百合子 『五〇年代の文学とそこにある問題』 青空文庫
その歴史的な亀裂の間から、肉体派小説論、中間派小説論が日本小説のフィクション性を主張して湧き出たが、その文学の空虚な実体があきられて、記録文学の流行を導き出し、その目新しさも忽ち古びて現在では実名小説がはやりはじめた。
— ――創作方法のこと・そのほか―― 『現代文学の広場』 青空文庫
此の期間に松枝対中間派幹部の対立が益々露骨になって行った。
— 戸田豊子 『鋳物工場』 青空文庫
形式的で半ば伝統的な組合関係に拘束され、欺瞞されている彼等だ、今では資本家地主の御用組合にまで成り下った、右翼、中間派のカラを突き破れ!
— 戸田豊子 『鋳物工場』 青空文庫
第三は、いわは中間派で、情理をつくして留任を懇請し、それがしりぞけられた場合にはストライキもやむを得ない、という意見であった。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に中間派の立場をとり、両者の意見を聞き入れた。
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国会では、中間派の議員がキャスティングボートを握ることが多い。
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今回の選挙では、中間派の支持が勝敗を分けるだろう。
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