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軒下

のきした
名詞頻度ランク #39090 · 青空 846
1
標準
under the eaves
文例 · 用例
とかくするうち東の空白み渡りて茜の一抹と共に星の光まばらになり、軒下に車の音しげくなり、時計を見れば既に五時半なり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
その雀が、いまお婆さんの退場後に、はたはたと軒下から飛んで來て、お爺さんの頬杖ついてゐる机の端にちよんと停る。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
裾野の草が、人の軒下にはみ出るさびしい町外れとなって、板びさしの突き出た、まん幕の張りめぐらされた木造|小舎に、扶桑本社と標札がある。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
「いつまで見ていても同じだから、もう上がろうよ」 といって先に立つと、提灯を動かした拍子に軒下にある物を認めた。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
入口の外の軒下に橢圓形の据風呂があつて十二三の少年が入て居るのが最初自分の注意を惹いた。
国木田独歩 湯ヶ原ゆき 青空文庫
舷燈の光|射す口をかなたこなたと転らすごとに、薄く積みし雪の上を末広がりし火影走りて雪は美しく閃めき、辻を囲める家々の暗き軒下を丸き火影飛びぬ。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
七之助が商売から戻って来たものと推量した彼女は、その軒下を通り過ぎながら声をかけたが、内には返事がなかった。
猫騒動 半七捕物帳 青空文庫
気がつくと、白い猫が一匹、よその家の軒下をわたって行った。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
作例 · 標準
夕立が降ったので、軒下で雨宿りさせてもらった。
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軒下には、干された大根が風に揺れている。
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猫が軒下で丸くなって昼寝をしていた。
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