神詣で
かみもうで
名詞
標準
文例 · 用例
着換えるのも面倒で、昼間のなりで、神詣での紋付さ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
その時義兄は北|牟婁でその病気が癒るようにと神詣でをしてくれた。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
しかも二人の縁は切れないで、お近は柳島へ行った後も寺参りや神詣でにかこつけて、ひそかに佐藤と逢曳きを続けていた。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
女を連れての神詣で、これはどうにも気が済まなかったので、「帰途かならず立ち寄って、その時お連れいたしましょう」 弥兵衛は娘へそう云った。
— 国枝史郎 『一枚絵の女』 青空文庫
」「都では僧都の御房一人、そう云う神詣でもなさらないために、御残されになったと申して居ります。
— 芥川龍之介 『俊寛』 青空文庫
其他の神詣では追々の事として苦しゅう無い」 秋岡陣風斎から一師一弟、八方巻雲の剣法を授かる為に、竜次郎の廻国は始ったので有った。
— 江見水蔭 『死剣と生縄』 青空文庫
遊魂今もさまようて、夜な夜な神詣でをするといういいつたえが残る。
— 白骨の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
神詣でには矢張り真心一つが資本でございます。
— 浅野和三郎 『霊界通信 小桜姫物語』 青空文庫