突き立てる
つきたてる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to stab (into)
文例 · 用例
そしてときどき、まるでメルキュウルの杖のやうに、それをしつかと、音高く地面に突き立てるのだつた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
そのとき殆ど昏睡状態の人の手が反射神経で畳の上の錐をふらふら拾い取り手当り次第に、膝を組んでいる脚の部分に突き立てる。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
稲垣の下男丈助が悪人に語らわれて主人を破滅に陥れ、素知らぬ顔で矢切村の実家へ立ち寄ると、母のおしのは已にその秘密を知っていて、わが子にだまされたような顔をしながら、不意に短刀を丈助の脇腹に突き立てる。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
そして、すぐ、正眼から、頭上へ、真直ぐに、大上段に、突き立てるであろうと思っていたが、月丸は、そのまま、じりっと、刻んできた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
無情の船頭、船のもやいを解いて棹を岸の石に突き立てる、船は岸を離れる、もウこれが別れ。
— 矢崎嵯峨の舎 『初恋』 青空文庫
深山氏を疑うとなれば、喋っていながら手を動かして鍼を突き立てるということになりますが、これは実行の出来ないことですよ」「すると二人の嫌疑は晴れたのですか」「まあ、そうなりますネ。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
もし、取巻いている奴等が突っかかって来たら、縦横無尽に突き立てるつもりか知らん。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
が、腹へ突き立てる隙も与えず山吹がその手へ縋りついた。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
作例 · 標準
彼は怒りの形相で、テーブルにナイフを深く突き立てた。
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犯人は凶器のハサミを壁に突き立て、そのまま逃走した。
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登山者はピッケルを雪面に突き立てて、滑落を防ごうと必死に堪えた。
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標準
to plant (in the ground, snow, etc.)
作例 · 標準
境界線を示すために、地面に太い杭を何本も突き立てた。
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山頂に到達した証として、自分たちの旗を岩の隙間に突き立てた。
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焚き火を囲むようにして、魚を刺した串を地面に突き立てて焼く。
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