癖して
くせして
接続詞助詞
標準
and yet
文例 · 用例
(あの小僧奴、俺の子供位に雛っ子の癖してやがって!
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
「人間は節約せんことには、あかんネやぜ、よう聴いときや」と口癖して、一銭のお金もお君の自由に任せず、毎日の市場行きには十銭、二十銭と端金を渡し、帰ると、釣銭を出させた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
「子供の癖して、変に気を廻すもんじゃないわよ。
— 佐左木俊郎 『秘密の風景画』 青空文庫
「そうすりゃあいつ等は、僕がこんなにみっともない癖して自分達の傍に来るなんて失敬だって僕を殺すにちがいない。
— DEN GRIMME AELING 『醜い家鴨の子』 青空文庫
あいつは若い癖して、いやに気が永くていかんわい。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
それをお前は――何だい、分りもしない癖して!
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
誰も彼も気弱な癖して自分に塀を囲んでゐるのであつた。
— 林芙美子 『「リラ」の女達』 青空文庫
冗談じゃないわ、そンなことはあンたみたいに御亭主のある人のいうことさ、――あンなにまだ若づくりで、むちむちしてンですもの、苦労してる気持ち判るわよ……」「おやおや一人者の癖して、よく三十女の気持ちがお判りになりますねえ?
— 林芙美子 『泣虫小僧』 青空文庫
作例 · 標準
「彼は料理が苦手な癖して、いつもレシピに文句を言うんだ。」
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「あんなに大きなことを言った癖して、結局何も実行しなかったのね。」
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「子供の癖して、大人顔負けの意見を言うから驚くよ。」
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