幻辞.com

生侍

なまざむらい
名詞
1
標準
文例 · 用例
此本の系統が、英草紙になり、雨月物語になりしたのだから、上田秋成が「浅茅が宿(雨月物語の内)」の暗示をこゝに獲たのは疑ひないであらうが、似て居るのは卒塔婆のくだりで、外の部分は、今昔物語にある京の妻を棄てゝ地方官について下つた生侍が、五年目に上京して、妻の死体と寝た話のまる写しなのである。
折口信夫 信太妻の話 青空文庫
そこらの空気だけでも、書生侍の木綿のたもとには、白粉けが移る気がして、「あ。
吉川英治 松のや露八 青空文庫