縞蛇
しまへび異読 シマヘビ
名詞
標準
Japanese four-lined ratsnake (Elaphe quadrivirgata)
文例 · 用例
街路は冬のやうに白つちやけて、昔ながらの大道店が、ガマの油や、オツトセイや、古着類や、縞蛇や、得體のわからぬ壞れた金物類などを賣つてる。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
やあ、大きな縞蛇だ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
藩侯の宝物蔵にあったという、由緒づきの大な遠目金を台つきで廻転させるのであるから、いたずらものを威嚇するのは十分だが、慌しく映るものは――天女が――縞蛇に――化鳥に―― またたちまち……「やあ、轆轤首の女だ、運五郎。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
元祖本家黒焼屋の津田黒焼舗と一切黒焼屋の高津黒焼惣本家鳥屋市兵衛本舗の二軒が隣合せに並んでいて、どちらが元祖かちょっとわからぬが、とにかくどちらもいもりをはじめとして、虎足、縞蛇、ばい、蠑螺、山蟹、猪肝、蝉|脱皮、泥亀頭、※手、牛歯、蓮根、茄子、桃、南天賓などの黒焼を売っているのだ。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
陰翳は彼が肋に明暗す一張一弛、カンテラの青み吸ひつつ、縞蛇の喘ぐが如し。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
それには枝に後半身を巻きつけた鼠色の縞蛇の丈の一|間位もありそうなのが半身を躍りあがるように宙に浮かしながら、武士の眼の前に鎌首をもったてて赤い舌を見せていた。
— 田中貢太郎 『山寺の怪』 青空文庫
◇モダン・ガール やいゐないか やいゐたら縞蛇おつかけるぞ縞蛇 やいモダン・ガール やいゐないか やいモダン・ガール やいゐたら縞蛇おつかけるぞ毒消売りの娘子軍 やがて中之条町についた。
— 野口雨情 『大利根八十里を溯る』 青空文庫
山かゞしと云ふが、あの縞蛇と云ふがあり、地もぐりと云ふがあり、青大将と云ふがあり、又かなめと云ふがありましたが、只今鉱毒地には更に御座なく候と申しても宜敷位でござります。
— 木下尚江 『政治の破産者・田中正造』 青空文庫
作例 · 標準
田んぼのあぜ道を歩いていたら、目の前を大きな縞蛇が横切って草むらへ消えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
縞蛇は毒を持っていないが、性格が攻撃的な個体も多いので注意が必要だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
幼蛇の頃の縞蛇は、成蛇とは全く異なる赤褐色の模様をしているので見分けにくい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview