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輓革

輓革
名詞
1
標準
文例 · 用例
スピッツは同じように経験を積んだ先犬であつた、そこでしよつちゆうバックのところまで後戻つてくるわけにもいかないので、叱るために時々鋭く唸つたり、上手に自分の体重を輓革にかけて、バックを正しい道へひきもどしたりした。
THE CALL OF THE WILD 荒野の呼び声 青空文庫
彼等は輓革によつてまつたく変型された新しい犬であつた。
THE CALL OF THE WILD 荒野の呼び声 青空文庫
一度などは、小休止の間に、バックが輓革をもつらして出発がおくれた時に、デイヴとソルレクスが一しよにとびかかつてきて、ひどいびんたをくらわした。
THE CALL OF THE WILD 荒野の呼び声 青空文庫
その結果もつれがもつとひどくなつたが、バックはそれ以後輓革をちやんとさせておくようによくよく注意した、そこでその日が終らないうちに、バックがとてもよく仕事をのみこんだので、仲間は殆どこごとを云わなくなつた。
THE CALL OF THE WILD 荒野の呼び声 青空文庫
幾日も果てしなく、来る日も来る日も、バックは輓革を曳いた。
THE CALL OF THE WILD 荒野の呼び声 青空文庫
彼等はペローの大鹿の皮靴を食い、輓革の断片をかじりとり、フランソアの鞭の端を二尺ほども噛みとつていた。
THE CALL OF THE WILD 荒野の呼び声 青空文庫
それからあるかぎりの革紐と橇の縛り索と輓革のきれつ端まで集めて長い索をつくり、犬共を一頭ずつ崖の頂上まで引きあげた。
THE CALL OF THE WILD 荒野の呼び声 青空文庫
これはスピッツを支え、スピッツをして、輓革をつけていてしくじつたり、ずるけたりする犬や、朝輓具をつける時にずらかる犬を懲らしめさせる矜恃であつた。
THE CALL OF THE WILD 荒野の呼び声 青空文庫