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頂戴物

ちょうだいもの
名詞
1
標準
present
文例 · 用例
今年の暮には、西丸にゐた大納言家慶と有栖川職仁親王の女樂宮との婚儀などがあつたので、頂戴物をする人數が例年よりも多かつたが、宮重の隱居所の婆あさんに銀十枚を下さつたのだけは、異數として世間に評判せられた。
森鴎外 ぢいさんばあさん 青空文庫
それに藤村の蒸羊羹を下さいまして、私まで毎度又|頂戴物を致しましたので御座います」 彼は益す不快を禁じ得ざる面色して、応答も為で聴きゐたり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
今年の暮には、西丸にいた大納言|家慶と有栖川職仁親王の女楽宮との婚儀などがあったので、頂戴物をする人数が例年よりも多かったが、宮重の隠居所の婆あさんに銀十枚を下さったのだけは、異数として世間に評判せられた。
森鴎外 じいさんばあさん 青空文庫
聞けば此母親娘が或お屋敷の奥向に奉公中臨時の頂戴物もある事なればと不用分の給料を送りくれたる味の忘られず父親のお人よしなるに附込みて飽迄不法を陳じたるものゝ由に候。
斎藤緑雨 もゝはがき 青空文庫
「昨夜はお助け下されまして、お蔭をもちまして危難を遁がれ、何とお礼を申してよいやら」 お錦は手をついて辞儀をしたが、「お礼にあがりましてござります」 其処へ小間使いが現われて、頂戴物の披露をした。
国枝史郎 大捕物仙人壺 青空文庫
女中は湯を「金だらい」にあけながら、「頂戴物が減るのを気づかって来やしたのし。
宮本百合子 農村 青空文庫
頂戴物は、みんなお返しいたしやすから、どうか松五|郎に、お暇をおくんなさいやして。
邦枝完二 おせん 青空文庫
お嬢様、へえ、どうも御無沙汰を致しました、先日はまた大枚の頂戴物を致しまして」 洒蛙洒蛙として二階へ上り込んで見ると、お銀様は縮緬の夜具を、頭からスッポリとかぶって寝ていました。
白骨の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
祖母から贈られた頂戴物は、私にとって大切な宝物です。
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式典では、参列者からの多くの頂戴物が集められた。
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「これは、皆様から頂戴したお祝いの品です。」
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