緑碧
りょくへき
名詞
標準
文例 · 用例
……いかにや、年ふる雨露に、彩色のかすかになったのが、木地の胡粉を、かえってゆかしく顕わして、萌黄に群青の影を添え、葉をかさねて、白緑碧藍の花をいだく。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
……二三度、四五度、繰返すうちに、指にも、手にも、果は指環の緑碧紅黄の珠玉の数にも、言いようのない悪臭が蒸れ掛るように思われたので。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
……二三度、四五度、繰返すうちに、指にも、手にも、果は指環の緑碧紅黄の珠玉の数にも、言ひやうのない悪臭が蒸れ掛るやうに思はれたので。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫