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馬鞍

うまくら
名詞
1
標準
saddle
文例 · 用例
鞍山站の馬鞍のような山が暗くなって、その向こうから砲声が断続する。
田山花袋 一兵卒 青空文庫
人の心皆あらたまりて、たゞ馬鞍をのみ重くす。
鴨長明 方丈記 青空文庫
くるしといへども、馬鞍牛車と心をなやますにはしか(二字似イ)ず。
鴨長明 方丈記 青空文庫
「人間五十年、化転の内をくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり――」 桶狭間の決戦にのぞみ信長の舞った敦盛の謡いが、本能寺を見ている矢代の口にも自然にのぼって来て、躊躇するものの轡すべてを彼は切り落そうとし、馬鞍を叩く手つきで窓枠の縁を打った。
横光利一 旅愁 青空文庫
食牛羊皮襖、靴箱、馬鞍
桑原隲藏 支那人間に於ける食人肉の風習 青空文庫
平治以来、螺鈿を鏤め金銀を装ひ、時流の華奢を凝したる、馬鞍刀槍も、是唯泰平の装飾のみ。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
一空さまが、通新石町から馬鞍横町へ折れて、小柳町、鍋町東横丁と過ぎて不動新道へはいると、和泉屋の総本店はすぐ眼についた。
林不忘 巷説享保図絵 青空文庫
大納言殿のお供で必ずや参るであろうからと再会を楽しみにしていたのに、何で又来てはくれなかったのであろう、知行の庄園始め、馬鞍、その他、数々の引出物まで用意して待っておったのに」 といかにも残念そうであった。
第十巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
作例 · 標準
例句